One-Peaceさんのリクエストにお答えして、TLM80の詳細を少し・・・
画像は拡大してご覧下さい。
スイングアームはTLM200の物です、幅が3mm拡いのでフレーム側を左右1.5mmずつ削って付けました。確かシャフト径も違ってたと思います。エアークリーナーボックスはFRPで自作、コネクティングチューブはCRMの物を加工して有ります。
エアーフィルター(真っ黒になってて分かりませんが)はデイトナの汎用を釣り用のテグスで縫って、防振用のゴムで作った枠に縫い付けて有ります。TLM220と同じで簡単に取り外す事が可能。
リンクの下側を止めるステーをこの位置に溶接。(前側からの画像です)しかしこの位置ではボルトの抜き差しが出来ず、(フレーム内側に当たる)ステーの前側に切込みを入れ、リンクにボルトを通した状態で取り付けるようになってます。
取り付け部分が盛り上がりタンクに当たります。私の場合はFRPのオリジナルタンクですので、その部分を凹ませて作りました。スタンダードのタンクは内側を叩いて当たらないようにしなければなりません。
タンクの取り付けネジの部分も後方に移動してます。
ディスクの回り止めボルトを通す穴です。ボルトがディスクに当たらないよう頭を2mm位に落として使用しました。スイングアームが斜めになっている為、平行になるようにファイバーで盛り上げてます。
リヤのマスターシリンダーを取り付ける為にここにもステーを溶接しなければなりません。マスターシリンダー、ブレーキペダル共RTL250の物です。
最初は分離給油でしたので、こちら側にオイルタンク(FRP)を付けてました。
ステーを溶接し、サブタンクを金属バンドで固定。
リヤショックの取り付けには特に気を使わなければなりません。リンクとフレーム側の取り付けが左右に少しでもズレると、ショックの動きが悪くなります。フレーム側の取り付け金具に余裕を持たせ、動きを見ながらワッシャーの数で左右に調整出来る方が良いかも知れません。
取り付け金具は、建築用のTの形をした物を曲げて溶接して有ります。建築用では弱いんじゃないかと心配でしたが、何とか持ちましたね。出きれば強度の有るバイク用の高張力鋼を使用したい所です。
2007/02/18 追記
TLM200/220のスイングアームに、'88RTL250のホイールを組み込む為の加工です。パーツは散逸し、記憶も曖昧なので仮組みしてみました。これで問題無い筈です。
左がスプロケ側のカラーで、幅15mm。部品番号 (42311-ND9-000)
ND9ですのでRTL専用部品ですね。
右がディスクプレート側で、幅17mmでTLM200/220のリヤホイールサイドカラーと同じ物です。
15mmのサイドカラーではこれ位しか出ません。
これで組み込めれば良いんですが、そう簡単では有りません。RTL250用は幅広ですので、TLMのスイングアームに入れるには、キャリパーのブラケットを削らなければなりませんでした。
この面(スイングアーム側)を鉄ノコで薄く切り取りました。
シャフトの通る部分が18.3mm
回り止めの穴が空いてる部分が7mm余りです。この部分はノコもヤスリも入りにくく、作業がしづらくて少し斜めになってます。
この状態で組み立てると幅が約181.5mmになり、TLMスイングアームの内側180mmより、まだ1.5mmほど幅広ですが、スイングアーム自体が拡がりますので、そんなに苦労しなくても取り付けられます。
※キャリパーの回り止めは、M8ボルトの頭を2mm位まで薄くして、内側から通しました。外れると危険ですので、ネジロックをして置いた方が安心です。
2006年2月19日日曜日
TLM80 フレーム加工などなど
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