やまさんから、「MCX80シリンダーヘッドの画像を見たい」とのリクエストが有りましたので、画像のアップと、例によってもれなく付いてくる?能書きを垂れ流しましょう。
TLM50は、シリンダーヘッドの上をチャンバーが通りますので、MCX80のヘッドでは、フィンが当ってそのままでは付けられません。ですので、チャンバーと干渉する手前側のフィンをカットしてあります。(本来は、プラグから奥のフィンと同じ高さです)
チャンバーとの当りを見ながらですが、サンダーで結構適当にカットしました。
後から考えるとたいした事では無いんですが、ちょっと切り過ぎて泣きそうになった記憶があります。(防振ゴムはTLM50のものを流用)
さらに、MCX80はロードモデルですので、ヘッドと車体を固定して剛性を上げる、アッパーマウントが有りません。
で、後ろ側のスタッドボルト穴2ヶ所をフライスで2㎜ほど削り、ステーを挟んで共締め出来るよう加工しました。ベータなどの外車と同じく、ステーで車体に固定する為です。加工痕がきたないのは自分で削ったからです。
なぜ、アッパーマウントに拘るのかと言いますと、当然フレームの剛性アップなんですが、もう一つ、ヘッドの熱をフレームに逃がすと言う役目が有る様なのです。
空冷エンジンは、熱を取り去ると数馬力パワーアップするそうです。50ccがアッパーマウントで熱を逃がしてるのに、フィンをカットした80ccをそのままには出来ませんからねぇ。
しかし、MCX80ヘッドを使っていたのは僅かな期間でした。高圧縮化のために、結局TLM50ヘッドを加工して使ってましたねー。
2008年2月24日日曜日
MCX80シリンダーヘッド加工
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