2013年10月2日水曜日

TLM50アクセルワイヤー

去年だったか一昨年だったか?「TLM50のアクセルワイヤーで流用できるものは無いか?」と聞かれた事がありました。

私がTLM50を弄ってた頃はリアスプロケット以外に部品に困る事が無く、流用情報は何も持っていませんでしたので、その時はこう答えました。
「車体の小さなNSR50用では長さが足りないので、ジャンクションから前の部分をTLM200用に交換すれば使えるだろう・・・?」と言うような事です。
しかし、その後連絡が無くなり、どうされたのかは分かりません。
今でも乗っておられるのだろうか・・・?

そんな、入手不可の部品を㈲ぱわあくらふとさんが作ってくれました。


価格は3,500円。
詳細はこちらをご覧ください。


2012年4月10日火曜日

TLM200/220のピストンを考えてみる

発売から27年も経ったんですね~
30歳位までの方にとっては、ビンテージモデルなのでしょうか?

2st.モデルの種類が少なく、2st.モデルなんか知らないやい!と言うホンダのバイクですので、TLM200/220のピストンが手に入らなくなったようです。


















TLM200のピストンです。
カーボンで覆われてます。当時はM.J.128番の濃~いセッティングでした。


















吸気口の下が欠けてます。

亀岡トライアルランドでした。
セクションの下見を済ませ、「クリーン行っとくぅ?」とエンジンを掛けた途端に「ガラガラガラ」と激しい音が・・・
直にエンジン停止・・・「な、な、な、なんなん?」
恐る恐る再始動したら音が消えていて、そのまま一試合走りきり自走で山科まで帰りました。
で、開けてみたらピストンが欠けていた次第です。
当然欠片を探す訳ですが、クランクケースに落ちてる筈の欠片が何故か見つかりませんでした。
仕方が無いので、そのまま新品ピストンを入れて乗ってたのですが、異音もなく普通に乗れました。
欠片が何処へ行ったのか今でも不思議です。

って、そんな話じゃなくって、寸法を測るために引っ張り出してきたんでした。










画像はT.K.R.J.さんからお借りしてきました。

TLM200のピストン寸法
・ピストンピン径(C)16㎜
・ピストン径/ボア(A)67㎜
・ピストン全高(B)70mm
・ピストンピン中心からピストンの肩まで(E)35㎜
・ピストンピン中心からピストンの上まで(D)38mm

このサイズに近く流用出来そうなピストンが、ヤマハ DT175K/DT175L1㎜オーバーサイズピストンです。

DT175K/DT175Lのピストン寸法
・ピストンピン径(C)16㎜
・ピストン径/ボア(A)66㎜(2㎜オーバーサイズまで有るようです)
・ピストン全高(B)69.50㎜
・ピストンピン中心からピストンの肩まで(E)35㎜
・ピストンピン中心からピストンの上まで(D)39.50
詳細はこちらをご覧下さい。
価格の8.253円は、ピストン、ピストンリング、ピストンピン、ピストンピンクリップ×2のピストンキットの価格です。

微妙に違う部分が有りますが、無加工で使えそう?です。
ピストンの頭が1.50㎜盛り上がってるようですので、このまま使うと圧縮が上がってパワーアップしますな~

んで、220用のボア69㎜のピストンも探してみたのですが、T.K.R.J.では見つける事が出来ませんでした。
2st.メーカーのヤマハ等で使えるものが有りそうに思うんですが、T.K.R.J.さんのような資料が見当たりません。
何かご存知の方はお知らせください。これも世の為人の為です~

注:この記事を本気にされた方は、現物で良く確認をしてから購入&使用してくださいね。何の責任も取れませんからーーーーーーっ!


<追記>
この記事を読んだ森のクマさんが、実際に購入して検証してくださいました。

「TY175のピストンはピストンの吸気穴の高さが異なるため、吸気タイミングが合いません。残念ながらピストンは使えないようです。
コンバートしたTY用ピストンリングですが、全然問題なく使えています。」

との事です。詳細はコメント欄をご覧ください。

森のクマさん、私の推測を検証して頂き本当に有難うございます。助かりました。
その他の記事でも至らぬ部分が多々有ろうかと思います。これからも何かお気づきの点が有りましたら宜しくお願いいたします。


2011年8月26日金曜日

思い出のTLM80

ホンダが作らないのなら、自分で作る!
打倒!FANTIC80! 打倒!GASGAS125!

HONDA究極パーツ集合体 コンペティティブトライアラーTLM80R!



●パワフルな空冷2ストローク80㏄エンジン
●優れたトラクション性能を発揮するプロリンクサスペンション
●積極的な攻めを実現する前後ディスクブレーキ

軽量な車体を意のままに操る!異次元の走りを体験してください。
ここから、あなたのトライアルは変る!


と言う予定だったのですが・・・














バイク作りは難しいのでした。



RTL用の後輪が重い上に、プロリンク用スイングアームはツインショック用に比べて3センチ長く、重い物が遠くになってさらに重い!
XLR用を流用したディスクブレーキの効きは甘くドラムと変らない。これなら軽量なドラムの方が良い。
TLM200のリアショックはダンパー効き過ぎの動き渋過ぎでした。

<反省点>
外車の軽量な後輪とアルミスイングアームを使用しなければならない。リアショックも外車用。
スイングアームのピボット位置を3センチ前へ、それにつれてエンジンを3センチ前に。
となると改造の範囲では無理!なので、新たにフレームから製作しなければならない!(がちょ~ん!)

<結論>
ツインショックであっても、メーカーのバイクはとても乗りやすく大変良く出来ている。改造せずそのまま乗った方が良い!(がちょ~ん!がちょ~ん!)
でした。