とうとうこの日がやってきました。
他人のバイクなのに、こんな事をして良いのでしょうか?
誰もこんなことはしたくない!でも仕方ないんです。アクセルが重いので仕方ないんです・・・
と、ガソリンを満タンにして小関峠に向かいます。
何か良い感じ。慣れでアクセルの重さが気にならなくなりました。
「もうこのままでもイイかな?」
がしかし、峠に着いたわたくしは
迷うことなく100㏄のオイルを投入したのであります。
もう後戻りはできません。
キャブの中には生ガソリンが残ってますので分離給油のまま出発。
数百メートル走った何時もの場所です。
ここでオイルポンプのワイヤーを外しました。
いよいよ分離混合仕様です。
で、何時もの山道で負荷をかけてみます。
ブイブイ、ブイーン・・・
当たり前にまったく問題なし。
しかし、これくらいの距離ではテストと言えないので、一旦山を下りて向かいの山へ上りなおします。
そこは舗装道路なのですが、それなりの上りなので負荷を掛けながら上るのに最適だと思った訳です。
もし焼き付いても転がりながら帰れますしね。(笑)
「笹音の細滝」を眺めたりしながら上っていくと、シリンダー辺りからカリカリと金属音がします。
ノッキングじゃないよね?
ちょっと気になりますが、理屈としては問題なく潤滑されてる筈なのでそのまま上ります。
何事も無く桜馬場に到着。
が、分離混合にした目的である「アクセルを軽くしたい!」が・・・
達成されませんでした。
軽いんです。軽くはなってるんですが、まだ重い!
原因は2本のワイヤー引っ張る、ジャンクションの抵抗だと思われます。
オイルポンプワイヤーを外しただけでは足りなくて、やはりジャンクション無しの1本ワイヤーにしなければならないようです。
しかし、他人のバイクなのに勝手に1本ワイヤーにしていいのか?
試したい・・・
軽くしたい・・・
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