2018年12月28日金曜日

アクセルが重い!

TLMは2ストロークエンジンですので、クランクベアリングやピストン回りを潤滑する2ストオイルが必要です。


オイル給油方式は、吐出量をスロットル開度により調節する分離給油方式ですので、スロットルバルブと共にオイルポンプのコントロールレバーもアクセルワイヤーで引っ張らなければなりません。当然アクセルは重くなります。
また、オイルポンプはエンジンで回してますのでパワーが食われるうえに、オイル量も濃い目に設定されているため、コンペで使用される方はオイルポンプを取り外して混合給油にされてました。


私もコンペに出てましたが、基本的に街乗りとツーリング用でしたので、分離給油のままにしていました。
分離給油はやはり便利ですので、アクセルの重さはただただ我慢してた訳です。

がしかし!
弱スロットルスプリングに変更した、TLRの軽~いアクセルに慣れた今となっては、重い!重過ぎる!
何とかしたい!
が、混合にするのは嫌だ!(だいたい人様のバイクですしね)


妄想中・・・妄想中・・・妄想中・・・妄想中・・・妄想中・・・
分離給油のオイル量は混合の場合より多い筈なので、ワイヤーを外しても大丈夫なんじゃないか?オイルポンプ全閉のままでも大丈夫なんじゃ?もしくはオイルポンプ半開または全開等任意の位置で固定するとか、とにかくオイルポンプ側のワイヤーを外せないのか・・・


元々、スロットル全開時にオイルポンプボディの刻印とコントロールレバーの合わせマークが合わなければならないのを、あえて合わせてないし・・・
大丈夫なんじゃ?
妄想終了・・・妄想終了・・・妄想終了・・・妄想終了・・・妄想終了・・・


アカン!アカンで~!焼き付いたらシャレにならんで~!
やっぱ、抵抗を減らすくらいしか対策は無いで~

ならば!


奇跡の潤滑油 ベルハンマー!

これはもうトゥルットゥル!になるらしい。

んがしかし、さ、3,000円! 潤滑油に、3,000円!!
何時も123円のグリススプレーしか使ってないのに。
ううううう・・・無理!

こんな時は!
貧乏人の味方 エーゼッート!


98円だゼッート !

ベルハンマーと同じだよね!絶対そうだよね!


ジャンクションを外してと・・・


浸み込む浸み込む浸み込む・・・

と、全てのワイヤーとスロットルパイプ等に惜しげもなく注入したのであります。
で、気になる結果は・・・

 こんな所で申し上げるような事では有りませんので、これ以上は書きますまい。(笑)

「って、書けよ!」

仕方が有りませんね~
結果はただのメンテナンスでした。
ワイヤーを2本、リターンスプリングを2つ引っ張ってる分離給油としては、これ以上どうしようも無いと言う結論です。
アクセルを軽くするには混合給油にするしか有りませんな~
残念!


2018年12月26日水曜日

ちょっと補修

乗っては壊し壊しては補修、また乗っては壊し壊しては補修する・・・
なんでや!

と言う事で、先日割ったリアフェンダーと曲がったナンバープレートを補修しておきます。


補強になるかとアルミテープを貼ってたんですが役立たずのようです。
で今回は、


お馴染みグラスファイバー粘着テープでいっときます。


こんな感じ。
隙間をピタッと合わせられませんでしたが・・・

そう言うものです。


お次はナンバープレートです。
真っ平にはなりませんでしたが・・・

そう言うものです。


なので、激強力両面テープでナンバープレートベースに貼り付けます。
ナンバープレートが反っているのでピタッとは着きませんでしたが・・・

そう言うものです。


ま、良しとしょ。


2018年12月22日土曜日

シートベースの補修

シートベースが崩壊寸前なんです。
だもんで、少しでも長持ちさせようとテープを貼っておきます。


以前もテープで補修したんですが、そのテープごと割れが進んでます。


経年劣化で脆くなっており、触れば触るほど崩れそう。

なので余り弄らず、隙間をなくした状態でセロテープで仮止めし、形を整えてから貼る事にしました。


今回はこのテープ。
強力粘着 多用途 パワーテープ!
やったるで!!

が、今ブログを書いてる時点でこのテープの[使用上の注意]を読んだら・・・

・本品は緊急補修用途のテープです。長期間補修機能を維持するものではありません。

と書いて有ります。

ガチョーン!


使ったんだから仕方がない!


注意書きを読まなかったんだから仕方がない!


出来上がったんだから仕方がない!


これでイイのだー!


2018年12月21日金曜日

ガソリン漏れの修理(ストレーナースクリーン&Oリング交換)

タンク交換で漏れ出した部分のパーツが手に入りました。


ストレーナースクリーンセットだけで事足りるのですが、発注したバイク屋さんは懇意の仲でもなく、安い部品で申し訳ないな~と予備のOリング(16958-397-771)も発注したんです。
が、11月から?ホンダのシステム変わったと言う事で、送料500円を取られるようになってました。
で、部品代2,650円+送料500円の合計3,150円!
辛いよね~  せめてOリングは止めとけばよかった。(笑)

早速交換しましょう。
交換するにはガソリンを抜かなければなりませんので、移し替え用としてTLM50のタンクを引っ張り出しました。
このタンクもコックから漏れていたので、前日に木工用ボンドで漏れ止めしておきました。


木工用ボンドは良い仕事をしたのですが、コックの切替部分から微妙に漏れてます。(ほんの数滴?)

木工用ボンドで漏れなくなるんだったら、最初っから木工用ボンドで修理しろよ!と言う声があちこちから聞こえますが、そこはそれ、自分のバイクだったら構いませんが他人のバイクはそんな訳にはいきません。


安心安全なホンダ純正部品で直すのであります。


ほれ直った。

でちょっと、走りに行こうと思ってたんですが、


シートベースの経年劣化が酷い。
乗って体重をかける前に、テープで補修しておいた方が良さそうです。

しかしTLM220のプラスチックパーツは経年劣化が激しい。
TLRのサイドカバーやフェンダーは何ともないのにね~
加水分解しやすい素材なのか?


2018年12月19日水曜日

タンク交換

以前タンク内に残った錆びパイロットジェットが詰まりエンジンが掛からなくなったと書いたんですが、その後も有ったんです。
錆び取り剤の効果でタンク内はキレイになっているのですが、奥に残った錆びを排出できてませんからね~
で残ったサビは、ストレーナースクリーン、カップフィルター、後付けのガソリンフィルターを通過しパイロットジェットを詰まらせます。
コーティング剤で残ったサビごと固めればいいんですが、コーティング剤もそれなりのお値段。
「お高いんでしょう?」
「お高いんです」


と言うことで以前購入していたタンクに載せかえることにしました。


ううっ!・・・やっぱりシートも換えんとアカンな~
ましかし、このタンクは錆びひとつなくキレイなんです。なので、性能としては文句なし。

が・・・


あらまよ~
写真では分かりづらいですがナットの下が濡れてます。

そうなんです。
コック交換時にストレーナースクリーンとOリングが膠着して全く外れず、ラジオペンチで挟んで外したところコックと当たる部分がキズだらけになってしまったんです。
でさらに、交換用タンクについてた30年もののOリングも硬化しかけてる状態で、駄目かもと思いながら強めに締めこんでみたんですが、アカンもんはアカンですな~

微妙な漏れなのでossan54goさんはこのまま乗って帰ると仰るが、北海道で大爆発が起こった直後ですので(直後でなくてもね)、わたくしのTLRで帰って貰いました。

で先ほどストレーナースクリーンセットを発注したところです。天気が良ければ今週末には交換出来ることでしょう。


2018年5月24日木曜日

TLM200R/220R/240R/250R キャブレター標準セッティングと・・・

標準大気圧、気温20℃

200R 220R '86 240R
ベンチュリ―径 24 24 24
セッティングマーク PE63A PE63F PE63B
油面(㎜ 19.0 19.0 19.0
メインジェット ♯95 ♯95 ♯125
スロージェット ♯45 ♯45 ♯48
ジェットニードルセッティング 2段 3段 2段
アイドル回転数 1300±100rpm 1300±100rpm
エアスクリュー戻し回転数 1回転 1 1/4回転 1 1/4回転


'87 240R '88 250R '89 250R
ベンチュリ―径 24 24 24
セッティングマーク PE63D PE63E PE63G
油面(㎜ 19.0 19.0 19.0
メインジェット ♯120 ♯120 ♯115
スロージェット ♯50 ♯52 ♯50
ジェットニードルセッティング E3347H-3段 E3348H-3段 E3348G-3段
アイドル回転数
エアスクリュー戻し回転数 1 1/2回転 3/4~
1 1/4回転
3/4~
1 1/4回転

※初期モデルの、TLM200RFのメインジェットは98番。
    コンペ用に改造した場合は128番。

※TLM220はインレットダクトを4コマカットまたは取り去り、純正サイレンサーの場合はM.J.115番、抜けの良い社外サイレンサーの場合は118番または120番。スロージェットは45番、ニードルのクリップ位置は3段目。


※さらに、C.D.I.とイグニッションコイル間の黄ニ赤線をカットしてました。


2018年5月14日月曜日

エアークリーナーエレメント交換

ossan54goさんにTLM220のエアクリーナーエレメント交換に来て貰う事に。

1時過ぎの約束だったのですが、待てど暮らせどエンジン音がせず、表で息を切らす気配がしたと思ったらチャイムの音が・・・

28go:エンジン掛からへんかったん?

54go:掛かるんやけど直ぐ止まる。

ホンマかいなとキック、キック、キック・・・

バルルルルルル・・・プスン

28go:ホンマやな、スローが詰まってるみたいや。


28go:見事に詰まってるな~ タンクめっちゃ錆びてたしな~ 45番やったら有ったわ

と引っ張り出して交換。

キック、キック、キック、キック・・・

28go:TLMって、こんなにキックし難かったんか。キック、キック、キック、交代したい?

キック、キック、キック、キック・・・

28go:アカンな。ガソリンは?

54go:入ってる。

キック、キック、キック、キック・・・

28go:リザーブにしてみよか。

キック、キック、バルルルルルルル

28go:ガソリン入れた方がええな。(笑)

などと、仲良く遊び終わったここからが本題・・・


2014年10月に制作した、デイトナのターボフィルターを使って制作したエレメント、問題が無くてもそろそろ限界だろうと本日ホンダ純正に交換しました。


見た目には問題なかったんですが、指で少し押すと穴があきました。


タイミングの良い交換だったようです。

んで、私としてはリコールの予定だったんですが・・・


段々畑で栽培されたと言う美味しいジャガイモと四国銘菓一六タルト、それに


廃番だと思って高値買いしてしまったエレメント代まで頂きました。
頼まれてもいないエレメント交換をしてるのに、ホンマに申し訳ないな~

で今、ネジをちゃんと締めたのか不安になってます。
元からかも知れませんが、ほんまボケてます。


2018年4月12日木曜日

エアークリーナーエレメント

ossan54goさんのTLM220用に、エアークリーナーエレメントを落札しました。

何故なら、現在使って貰ってるエレメントは、製作した時点で15年ほど経過したデイトナのターボフィルターシートを使って自作したもので、私のTLR200で使ってたものと同じシートで制作してたからです。

2013年8月3日に作ったTLRのフィルターは、


2016年10月16日時点でボロボロ。
と言う事は、TLM220のエレメントも2016年時点でこうなってると言う事になります。(触らなければ原型を保っている筈ですが・・・)


となるとシートを買って作り直さなければならないのですが、ターボフィルターシートSが1,695円、Lが2,435円となっています。(Amazon 4月12日現在の価格)
んで、そのまま使える訳ではなくエレメントの形に作らなければなりません。それには現物が必要になります。
バイクを預かってもう一度エレメントを作る・・・のか・・・

あああ面倒だ!純正を買ったら交換するだけじゃないか!


と言う事で、あポチっとね。
落札価格2,800円+定形外送料340円。
楽やな~


純正を落札したのは、取り付け部分のゴム枠が欲しかった事もあります。
このゴム枠さえあれば次回からの自作が楽ですからね~


2018年4月11日水曜日

スタンドのバネが・・・

※画像はヤフーオークションより勝手にお借りしました。

思い起こせば、TLM220RJに8年乗ってたような・・・

んで、


TLM220RJ('88)TLM220RL('90)TLM220RN('92)はバネが外側なんですが、


落札したスタンドはこうなってました。

知らなかった。
バネが内側になってるモデルが有ったのね~
最終モデル('93)かぁ?


2018年1月21日日曜日

チューブレスで初乗り

うおりゃー!


どりゃー!


あちょー!


1.08kg/cm2で出発!


もう21日なのにやっと初詣です。
当然、力いっぱいお願いします。きっと良い年になる事でしょう。


ここまで1.08kg/cm2で問題なし。


ここから低圧を試します。
しかし、いきなりトライアル仕様の0.3kg/cm2に落とす勇気は無く、0.53kg/cm2で山道へ。


倒木1


倒木2


倒木3


倒木4

道が分からなくなるぐらい倒木が多い。
切って片付けて30分あまり・・・


ここでバイクを停めたら倒れた。
あんな斜面で倒れなかったのに、こんなに平らな場所で倒れるかね・・・


ちゅうような11.90kmの初乗りでしたが、0.53kg/cm2までは全く問題ないようです。
よかったよかった。